帰省ついでに遠征キャンプ~兵庫県、和歌山県~

miniぱぱ(復活)

2022年09月11日 07:00




ど~も、miniぱぱです☆

日本列島が、3年ぶりの行動制限のない夏に沸いた8月

東京から西に車を走らせること約500km

大阪府の隣に位置し、日本海と瀬戸内海の両方に面する都道府県「兵庫県」に行ってきました。

兵庫県は私が生まれ、18年間という月日を過ごした、私という人間を育ててくれた場所です。

上京して早くも約20年・・・

関西弁をほぼしゃべらず、記憶の片隅からも忘れ、地元を捨て去った男として、関東甲信越のさまざまなキャンプ場へ足を運んできましたが、この度、やっと故郷の地(の近くの場所)でキャンプをすることができました。





コロナ禍による行動制限がなされる前は、毎年、必ず帰省していた実家ですが、帰省とキャンプを組み合わせる荒業は、ママのみならず、子供たちからも賛同を得ることができず、今まで関西のキャンプ場に足を踏み入れることはありませんでした。

しかし、子どもたちも大きくなり、ただ実家でだらだらというのもつまらなく感じてきたこの頃

観光という餌をぶら下げて、再提案したところ、ママの食い付きが異常に良くて、あれよあれよと、驚くスピードで観光地が決まり、さらにキャンプ地も決まりました。

そんな感じで、今回の帰省は2泊3日で実家、さらに2泊3日で和歌山県の白浜町にある向平キャンプ場で観光キャンプをすることが決定

地元といいながら兵庫県じゃなく、となりの大阪府のとなりの和歌山県(笑)

実家から約180km、意外と遠い。

そして白浜町にある観光施設といえば、日本で一番多くジャイアントパンダがいるといわれ、サファリパークと水族館と遊園地が一緒になったようなBIGな施設

アドベンチャーワールド

今回、キャンプ感が薄めなので、いつもとは違う形で項目別にお伝えしたいと思います。





詰め込みすぎたスケジュール

今回の予定は、2泊3日で実家に泊まり、3日目に和歌山へ移動して、キャンプ場でさらに2泊3日するというもの

詳細なスケジュールはこんな感じ



自宅を出発してから、5日後に戻ってくるまでの間、毎日どこかしらへ運転しているギチギチに詰め込んだ予定となっています。

この計画を立てたのは私・・・・途中、本当にきつかったけど、すべて自分で計画したことです(汗)


各日の運転距離は

1日目 
自宅から実家へ(片道)
約500km 
運転時間
約5時間54分  


2日目 
実家から城崎マリンワールドへ(往復)
約164km×2=約328km
運転時間
約2時間34分×2=約5時間8分


3日目
実家からキャンプ場へ(片道)
約180km
運転時間
約2時間38分


4日目
キャンプ場からアドベンチャーワールドへ(往復)
約28km×2=約56km
運転時間
約34分×2=約1時間8分


5日目
キャンプ場からとれとれ市場へ(片道)
約28km
運転時間
約34分

とれとれ市場から卵かけごはん専門店へ(片道)
約128km
運転時間
約1時間46分

卵かけごはん専門店から自宅へ(片道)
約500km
運転時間
約6時間16分

合計
約656km
約8時間36分


5日間の総運転距離は
1,720km

これを一人で運転、なかなか痺れる工程でした(汗)





絶品グルメに舌鼓(城崎編)

関西方面にお住いの方はご存知の方も多いと思いますが、今回行ってきた兵庫県の城崎と和歌山県の白浜はどちらも海が近く、海鮮が有名な町

名物も海鮮がメインになってきますし、当然それがお目当てです。

まずは城崎の海鮮グルメからご紹介

兵庫県の特産物ときいて思い浮かべるのはなんですか?

高級和牛として知名度の高い神戸牛

明石焼きでも有名な明石の蛸

甘味が強く、生でも食べられる淡路島の玉ねぎ

どれも全国で高級品として名を馳せていますが、他にもあるのです。

それは、なんと、蟹

日本でも3本の指に入る漁獲量を誇り、ズワイガニは日本海側の豊岡や城崎がある但馬でしか水揚げされておらず、また香住で取れるベニズワイガニは香住ガニとしてブランド化しています。

ということで、蟹を食べたくなるんですけど、残念なことに蟹の漁の解禁日はまだ先で

ベニズワイガニは、9月1日

ズワイガニは、11月18日

とのこと・・・・残念(汗)

新鮮な蟹を食べたい方は、この時期辺りに行ってみるのがおすすめ


しかし、カニ以外にも美味しい魚介類があるのが港町のいいところ

城崎で遊んだ帰りに、城崎温泉に立ち寄り、「おけしょう」という魚屋さんの2階にある海中苑にお邪魔しました。


そこで頼んだ海鮮丼がこちら



これで約2000円

味も今まで食べた海鮮丼でベスト3に入る旨さ

ほかにも生牡蠣とか食べたかったんですが、この海鮮丼で満足してしまいました。

ぜひ城崎に来た際には立ち寄ってもらいたいおすすめのお店です。





絶品グルメに舌鼓(和歌山編)

続きまして、和歌山県の絶品グルメを紹介します。

今回は、南紀白浜とも呼ばれ、石英砂の真っ白な砂浜が人気の海水浴スポットとしても有名な白浜町が観光のメインスポット

白浜町は、関西最大級の海鮮マーケット「とれとれ市場」にジャイアントパンダの多頭飼育をしている「アドベンチャーワールド」など、見所もたくさんのリゾートタウンです。



和歌山県に入り、最初に食したグルメはそんな白浜町から大阪方面に車で約10分ほど戻った紀伊田辺駅の近くにある回転寿司「廻鮮心鮨」のお寿司

日本海魚問屋に直結し、新鮮なネタをリーズナブルな価格で提供する地元のお寿司屋さんです。

回転寿司らしいですが、立ち寄ったときにはお寿司は回っておらず、注文用紙に食べたいお寿司を書いて注文する方式



贅沢な3カン盛りや





地元産の希少なエビ「足赤エビ(クマエビ)」や





(たぶん)和歌山県の古座川町で養殖している熊野うなぎの握りや





エビのから揚げとメニューも豊富


和歌山は、那智勝浦で水揚げされるマグロも有名で、このお店では、本マグロの赤身、中トロ、大トロの絶品3カン盛りも食べることが出来ます。

そのお値段660円、激安です。





続きましては、アドベンチャーワールドで疲れ果てた後に特に調べもせずに訪れた民宿兼お食事処の「あばれん坊」

ここは、一言でいうと「驚き」のお店でした。

私が頼んだのは、あばれん坊定食

 
刺身、天ぷら、魚の煮つけが付いて2200円だったかな。

魚の煮つけが凄くおいしかった。



ママが注文した鰻の蒲焼き定食


一切れくらいかなと思ってたら、なんと3切れも。

ついでに魚の煮つけもついて(たぶん定食には煮つけがセット)、1500円しませんでした。

そして、この鰻がめちゃくちゃ旨かった。

他にもメニューが豊富で出汁のきいたおうどんやくじらのお肉を使った料理もあって、万人受けすること間違いありません。

値段も安く、味も美味しく、良い意味での「驚き」

帰りには子供たちにおもちゃまでいただきました。

本当にありがとうございます。

今回の旅行で再訪したいお店ナンバー1





最後の和歌山グルメは、テレビでも放送された卵かけごはんの名店「卵庵はしたま」


白浜町から約180km、奈良県との県境付近に位置しています。


自慢は、生みたて卵食べ放題(現在は1人5個までの制限付き)の卵かけごはん

制限があるものの、値段は看板と変わらずの500円


だし巻き卵は別注文ですが、席に置かれた卵が5個まで使い放題、ご飯は別料金でお代わりも可能

平日にも関わらず、到着時は満席、土日はもっと混むんでしょうね。

味も当然絶品です。





番外編として、あと1店舗

最終日に立ち寄り、お土産を購入した「とれとれ市場」

こちらでは新鮮な魚介もたくさん売っています。

BBQ用に串に刺された文字通り串刺し状態の魚介類やさしみの状態でも売られ、買ってすぐに食べられるのも魅力のひとつ

中には東京ではめったに食べることのできない


タチウオの刺身や




赤貝、サザエ、ほたての貝三点盛りも

タチウオは甘味が強く、サザエの刺身はコリコリして噛めば噛むほど味が染みでてきて本当に美味でした。

ぜひ和歌山に来た際は、お立ち寄りください。





城崎観光(城崎マリンワールド)

コロナ禍前にも訪れたことのある城崎マリンワールド


関西の水族館といえば大阪の海遊館が認知度ナンバー1ですが、楽しさでいえば私はこちらの方が好き。

体験型の水族館で、関東でいえば鴨川シーワールドに似た感じです。


水族館なので

 
海中トンネルでペンギンを見ることができたり



 
水槽展示されている魚やペンギンを見たり
(ペンギンばっか笑)

魚について観察ができるのはもちろん

ここがほかとは少し違うのは


場内で釣りができ、

 
人によっては大量の豆アジを釣ることができます。



子供をつれて釣りに行くこともありますが、こんなに大漁につれるのはここだけ(笑)

ただ釣ったアジはリリース禁止、1匹50円かかりますが釣り場の前のお店で天ぷらにしてもらえます。


釣り場の横のスタジアムでは

 
可愛いイルカや海獣のショーも見れますし、

魚やヒトデや蟹におさわりできる

 
タッチプールもあります。

また魚(ブリ)のさまざまな動き(フィッシュダンス)が学べる施設もあり、夏休みの自由研究にもうってつけの水族館です。



館内は、そこまで広くはないものの、ほとんどの施設が屋外にあるため夏の炎天下に歩き回るとさすがに汗だくになります。

そんなときは


水族館を出たところにあるお土産屋さんの2階で塩ソフト

ほのかに塩味がする夏にぴったりの絶品スイーツ

最後に城崎温泉に立ち寄り、汗を流せば最高の観光プランです。





和歌山観光(アドベンチャーワールド)

日本で1番ジャイアントパンダを飼育しているアドベンチャーワールド

朝10時オープンのため、午前9時には駐車場に到着しましたが、すでに駐車場には数十台の車が止まっており、想像以上の人気振り



これからの楽しい時間に心が踊りますが、しかし、夏の白浜は朝から暑い(汗)

もし夏に行かれるなら、全員分の暑さ対策は必須

携帯扇風機1台しか持っていかないと、取り合いになります。



開園の時間を迎え、サーモグラフィーで体温検査し、入場

最初にお迎えしてくれたのは、放し飼い状態の



ペンギン

柵もなく、至近距離での観察が可能

この見せ方は初めてで、逃げ出さないのか不思議



お次は、お目当てのジャイアントパンダ

パンダを見るだけで20分待ち

やっぱりここに来る人はジャイアントパンダが見たいらしいです。

もちろん、我が家も見たい人に含まれます(笑)







パンダを見れて子供たちは大興奮


その勢いで



パンダのポップコーン入れを購入(笑)



アドベンチャーワールドはパンダだけじゃない

水族館、顔負けの



イルカショー


犬、ヤギ、ペンギン、アシカ、鳥と多種多様な動物たちのパフォーマンスが見れる



アニマルショー


サファリゾーンでは



電車型の乗り物に乗って








ライオンなどの肉食動物やキリンなどの草食動物を間近で見ることもできます。


ふれあいゾーンでは



動物にエサやりも可能



動物を見ることに飽きても大丈夫







本格的なジェットコースターやメリーゴーランドなど遊園地ゾーンもあるので、飽きることなく1日楽しむことができます。

ただし乗り物は別料金、たくさん乗る人は、乗り放題チケットがお得です。





キャンプ場での過ごし方

2泊3日を過ごした向平キャンプ場

15時までにチェックインしないと管理人さんが帰宅してしまうという独自ルールがあるので、遅くなりそうなときは必ず電話連絡しなければなりません。

その1点は、注意が必要ですが、ほかのキャンプ場に比べて、異常にチェックインが早いことを除けば、ゴミをほとんど捨てることができ、トイレとシャワーはきれい

ネットの情報では、サイトが狭いというレビューもありましたが、うちが設営した40番のサイトはかなり広かったです。

となりの41番はすごく狭かったので、こればかり当たり外れがあるかもしれません。

にしても、キャンプ場から歩いて数分のところに温泉(午後6時閉館)はあるし、目の前のかわで川遊びできるしで、夏キャンプにはもってこいのキャンプ場です。





目の前の川は流れがすごく緩やかで、川なのに安全にSUPができました。







子供は思いっきりドボンして、全力で川遊び





流れが緩やかといっても、奥に行けば行くほど水深は深くなるので、ライフジャケットは必須



キャンプ場には、日を遮るものが少ないのでタープもあった方がいいです。


雨は降らなかったけど、猛烈な陽射しが降り注いでいたので、タープがなかったら生きていけなかったかもしれません。


 
今回は遠征+バタバタな観光キャンプなので3日間通して、ごはんは簡単に済ませる計画

外食を除き、キャンプ場で食べたのは実家から持ってきた

 
551の豚まんや



 
コストコのピザ



朝は

 
近くのスーパーで購入した菓子パンのみ

設営やらSUPの空気入れやら観光と忙し過ぎるキャンプですが、ごはんで手を抜けたのは最高でした。

夏のキャンプは、これくらい楽がしたい。

昔は、手の込んだごはんを作ることが楽しかったけど、今はこの手抜きごはんが本当に癖になりそうです(笑)



夜には天の川が肉眼でバッチリ視認できました。

標高低いけど、周りに光害がないから、星がよく見えます。

なので、疲労は溜まってましたが、夜活も全力で取り組みました。

その結果が

 


 






個人的には満足のいく出来ですが、炊事場の明かりが夜通し煌々とサイトを照らしてくれていたおかげで、構図を決めるのに苦労しました。



そんな感じで、楽しく過ごしたキャンプでしたが、1つでだけ失敗しました。

ここのキャンプ場、山の中だから標高が高く、夜は涼しいだろうと思っていたんですが、白浜町って港町で標高めちゃくちゃ低いんですね(汗)

キャンプ場の標高を調べたら100mもありませんでした。

東京の自宅よりも標高低くて、しかも周囲を山に囲まれているので、風をほぼシャットアウトしてくれて、サイトは無風状態、暑い夏の夜には厳しい立地

2日間、天気がよくて気温も上がり、夜は28℃くらいまで下がりましたが、湿度と無風に扇風機を持ってこなかったことを後悔しました。

危うく、サーキュレーターを買う寸前まで心が揺れましたが、なんとか耐えきり、2泊3日のキャンプを終えたのでした。




はじめての関西キャンプを終えて

今回は、帰省を兼ねた初の関西キャンプ

我が家の遠征キャンプとしては、過去最長の移動距離となりました。

そのため、計画、準備段階でいろいろと悩み、結果的に関東でやっているような不自由のないキャンプではなく、設営から食事、撤収まで限りなく手を抜いたキャンプを目指すことにしました。

カトラリーを使い捨てのものにし、必ず使うものを選別して積み込み、食事は現地調達&料理はしない

そんな感じで、極限まで手を抜き、バタバタとする中でもキャンプと観光、どちらも楽しむことができました。

ただ積み込みも手を抜きすぎて、いつもなら持っていく扇風機を置いてきた結果、ちょっと地獄を見ましたが(笑)


来年も、たぶん、また帰省すると思うので、今回の経験を踏まえて、遠征キャンプを楽しめればと思います。


おしまい



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