さて、カヤックやSUPに穴が空く原因としては、貝殻や岩に引っ掛けたり、折れ癖がついたところから裂けたりってのが多いみたいです。
ウチのカヤックの空気漏れ箇所ですが、アクアマリーナのカヤックは3気室になっていて、本体が2気室、別付のフロアーシートが1気室になっています。
空気が漏れて萎んでいたのはフロアシート
問題はどこから漏れ出てるか・・・これを探すのが大変でした。
青木荘キャンプ場から帰ってきた当日、自宅に着いたのは遅めの午後9時でしたが、やっぱり気になったので帰ってきてすぐにカヤックのフロアシートを膨らませてみました。
そのまま放置して、まずは本当に空気が漏れているのを確認します。
実は漏れてなかったってオチが理想でしたが。
結果は、1時間、2時間・・・・置いておくと少しずつ空気圧が減っているのが確認できてしまいました(汗)
間違いなく空気は漏れています。
問題はどこから空気が漏れているか・・・・
空気漏れを探す方法
空気漏れを確認した2日後、次は空気漏れの場所を探します。
最初に試した方法は、空気を少し入れた状態で、水を張ったお風呂に浸けて気泡がでないかを確認
しかし、うまく水に浸からず、失敗しました。
さすが水に浮くことを前提に作られたインフレータブルカヤック
少しの空気でも水にしっかり浮かんでくれました(汗)
全力で押し込んでなんとか沈む感じで、空気漏れを確認する余裕はありません。
しかも、フロアシートの長さが約4mに対し、浴槽の長さは1.6m・・・・上手くいくわけないです。
次は、石鹸水を作って塗りたくる方法です。
どの程度の濃度の石鹸水を準備すればいいのかよく分かりませんが、とりあえずやってみました。
家の中でやると、怒られそうなのでベランダで(笑)
石鹸水を端から端へと塗っていきながら、空気漏れを探します。
空気が漏れてる場所は、泡が立って分かりやすいそうなんですが・・・・全然わかりませんでした(汗)
最後まで塗りましたが、平らな面からは気泡が確認できなかったので、たぶん平らな面には穴は開いていないんだろう~
ただサイドはうまく濡れなくて、確認ができませんでした
。
しかし、ここまでで空気の漏れてる箇所はサイドにあるっぽいってことまではわかりました。
こうなったらやることは一つ!
目視で確認です。
フロアシートのサイド面に目を凝らして、集中します。
そんな苦労がむくいて、やっとの思いで亀裂箇所を発見することができました!
大きさは5ミリ程度の縦裂けキズ
いったいどうしたら、こんなキズがつくのかは分かりませんが、とりあえず言えることがあります。
それは、この形状のキズは、釣り針が刺さってできるものではないってこと。
「自分で開けたんじゃないか?」という疑惑を晴らすには、十分な物証だと思います(笑)
修理方法
まず初めに言っておきます。
「自分不器用なんで」(笑)
用意するのは
リペアシート
リペア用の接着剤
木材
万力(クランプ)
普通は買ったカヤックと一緒にリペアシートも入ってるはずですが、なぜかフロアシートの色のリペアシートだけが入っていませんでした。
なので、アマゾンで買ったリペアシート
これを貼る箇所の大きさに合わせて切ります。
ついでに、角を丸く落として
(角があると貼ったときに剥がれやすいみたいです)
接着剤をたっぷり塗ります。
塗った後はすぐに貼らずに、3〜5分くらい置いて乾かしたほうが接着力が強くなるそうです。
しっかり張り合わせて、万力で押さえます。
このまま24時間放置したら完成!
自分、不器用なんで、これが精一杯の出来(笑)
空気を入れてみましたが、漏れることはありませんでした。
余談
「物を大事に使う」
これはアウトドアだけでなく普段の生活でも大切なことです。
今回、少し穴が空いたインフレータブルカヤックですが、修理すればまた使えるようになります。
なりますが・・・合宿中に乗せてもらったALPINA-2の感触が忘れられず、合宿明けの日曜日に千葉県のココに行ってきました。
そして、体験したりしてインフレータブルカヤックとフォールディングカヤックとの違いをしっかりと学んできたのでした。
この詳細はまた後日レポできればと思います。
おしまい(つづくかも?)