記念すべき第1回目の本栖レークサイドキャンプ場は、おなじみプジョー家族と物欲父子、そして我が家(次男との父子)との3家族でのグループキャンプ
前日までの天気予報は、雨だの曇りだのパッとしない予報でしたが、毎年ここでのキャンプは良い方に外れる。
なので、今回も淡い期待を抱きながら、キャンプ場へと向かいます。
外れろ、天気予報
天気予報は、午前中に大雨が降る予報
ですが、心がはしゃいでるので、今回も早めにキャンプ場へと向かいます。
その前に、フォレストモールのマックスバリューへ
うん、大雨(笑)
ぼかしもモザイクもいらないほどの大雨です。
ここでプジョー家族と物欲父子さんと待ち合わせし、買い物をして、午前11時にキャンプ場に到着しました。
今年の霧ぱぱは、ひと味違います。
昨年までの私なら、雨は止まず、標高900メートルの本栖湖は霧に包まれていたことでしょうが、キャンプ場に到着するころには、すっかり雨が止み、なんだか良い方向へと天気が好転しています。
今年は、晴パパに改名か(笑)
今年から少しシステムが変わったみたいですが、運営の皆さんのスムーズな案内でちゃちゃっと受付を済ませ、サイトへ
慣れた手付きで
サクッと設営を済ませ、あっという間に今夜のベースが完成
ワゴントップに挟まれつつも、自己主張の激しいビッグアグネス
クロスにポールを組んだオーソドックスなドーム型テントで、中に荷物を置いておけば、ビューっと吹く風にも耐えることができるので、ペグを打ち込む必要もありません。
と、そう思っていました。この日の夜までは・・・
さぁ、とりあえず、生ビールで
乾杯!
新SUPデビュー
世界で戦争が起こり、運送費も高騰、さらには物価高もあいまって、SUPの値段も跳ね上がるといわれた昨年10月
そう言われたら、買うしかない
ということで、手に入れた3代目新SUP
レッドパドル
知る人ぞ知る、インフレータブルSUP界のベンツ、いやロールスロイス
そのくらいの高級インフレータブルSUPです。
驚きの車に轢かれても壊れない頑丈さと、五年の長期補償が付帯され、アフターサービスもしっかりとしている・・・らしいです。
空気圧は、初代や2代目と比べて多い20psi
一度、人力で膨らませてみましたが、付属の二気筒ポンプだと13psiくらいからポンプが急激に重くなり、力自慢の私でも疲労困憊
ということで、電動ポンプの出番です。
最近、物欲が減少気味だと自称するおじさんも購入したレッドパドル(青)
その横に愛艇をさっと置くと、労力を使わずに膨らんでいきました。
ものの数分で18psi
(これが適度な空気圧だそうです。)
こりゃ、便利(笑)
天気も回復し、湖上遊びのスタートです。
波が少し高いので、浜から近い場所で、久しぶりのSUPを乗り回します。
気持ちいい風と穏やかな湖
雨予報はどこへ行ってしまったのでしょうか。
各々の艇で久しぶりの本栖湖を堪能しました。
昼ごはんは夏の風物詩
時間を忘れて遊んでいると、いつの間にか、時刻はお昼を過ぎていました。
楽しすぎて全然、お腹がすかない(笑)
そんなときは、ツルッと喉ごしの良いものが食べたくなります。
夏に食べる、ツルッとした喉ごしの良いものといえば、そう!「そうめん」です。
プジョー家族が作ってくれた素麺を分けていただきました。
めんつゆに潜らせたキラキラ光る黄金色の素麺
ツルッと喉を通過して、家で食べる素麺の4倍(霧ぱぱ基準)旨かったです。
我が家からは、フォレストモールで買ってきた、激安シューマイをメスティンで蒸してホッカホカにして提供
物欲おじさんからは、本場フランス産のトリュフ塩をサッとかけた大人のポテトフライ
普通の塩とは香りも味も全然違い、ワンランク上のワインに合いそうな絶品ポテトフライでした。
水遊びもそこそこに
昼ごはんを終え、気持ちのいい空の下、本栖湖で遊んでいたらあっという間に夕方
もうディナーの時間です。
時間が経つのが早い(笑)
今回のディナーは、我が家は早々に作るのを諦め、レトルトカレーという人間の偉大な発明に頼ろうと決意
ちょっとだけ手を加えて、冷凍ハンバーグをトッピング(笑)
あとは、家で作ってきた燻製のショルダーベーコンをフライパンで焼いたもの
焼くだけ、茹でるだけ、温めるだけの簡単ディナーです。
カヤックキャンプの晩ご飯なんて、毎回、こんなもんですよ。
と、自分を甘やかしましたが、他の2家族のディナーが凄かった。
物欲おじさんが、おもむろに取り出したるは、岩谷産業の名器炉端焼き「炙りや」
この網の上に乗せるのは
ホタテ!
ホタテ!!
あと、
ホンビノス貝!
これが旨いんです。
他に、豪華食材の目白押し
そして、その横では鰻丼と、我が家のレトルトカレーが完全に場違いなディナーとなってしまいました(笑)
写真では語れない恐怖の突風
日頃から写真を撮り、トラブルを含むあらゆる出来事をカメラにおさめようと心掛けています。
が、人間に出来ることには限界があり、そのとき、その現場にいてもどうにもならないことも多々あります。
そして、このキャンプでも人智を超えた自然の事象が我々を襲ったのでした。
それは、ディナーを終え、雨に備え、タープ下で焚き火をしていたとき、時刻は9時頃だったでしょうか。
そろそろ、子どもを寝かせる時間だと思い、次男に「歯を磨きに行こう」と声を掛け、テントに歯ブラシセットを取りに行ったその時です。
強い風が吹き、「おっ」と思った矢先、強いと思った風とは比べものにならないくらいの突風がテントに直撃
テントの端が浮き上がり、中の荷物が散乱、ちょうどテントの中に入っていたのですが、このまま飛ばされるのではないか思うほどの強風です。
テントの側壁を手で押さえ、腰を落としテントが浮かないように踏ん張り、突風が止むのを耐える時間は、刹那だったのでしょうが、体感時間は数分にも感じられました。
風がおさまり、外に出ると、バケツをひっくり返したような大雨
タープと焚き火は、KさんやEgnathさんのトラブル対処能力で、すでに鎮火され、タープを落とし、突風による被害はゼロ
さすがです。
我が家のテントのビッグアグネスは、中で必死に私が抑えていたので、飛ぶことはありませんでしたが、Egnathさん談だと、外から見ていたら変形するほど浮き上がり、いつ飛んでもおかしくない、まさに「フライング・アグネス」状態だったそうです。
もし、あのとき、歯ブラシを取りにテントの中に入っていなかったらと思うと・・・・・
まぁ、自立式のドーム型だからと、角のペグ打ちをさぼった結果のフライング・アグネス
これが教訓となり、今では、いついかなる時もペグ打ちは欠かせないという思いでキャンプしてます(笑)
そして迎えた朝
深夜3時、星でも撮れないかと早朝起床
はい、撮れませんでした。
(ピントが合ってないね)
波も、風もあって、湖面も荒れています。
もう少し寝てればよかったな。
しかし、雨は降っていない。
これなら日の出チャンスはありそうです。
コーヒーを飲んで、朝の出艇準備
空が明るくなり、いざ湖上へと漕ぎ出します。
雲が広がっていますが、動きは早い。
富士山もくっきりと姿を現しています。
だんだんと
空が明るくなり、東の空が照らし出されていきますが
ちょうど太陽が顔を見せる時刻には東の空は雲が多くなり、日の出を拝むことは出来ませんでした。
陸に戻り、朝の支度
プジョー家持参のトウモロコシ&我が家持参のサツマイモを
豪快に焚き火で、乗せすぎなくらい乗せて焼いていきます。
いや、乗せすぎです(笑)
それを横目に、朝から炙りやで高級食材を焼く物欲おじさん
海老に
サザエ
見てるだけで涎が・・・・
そんな目で見ていたからか、サザエを頂戴しました(笑)
久しぶりのサザエを食し、出てきた感想は「うまい」のひとこと
自分の語彙力の無さよ。
次は、ウチも海鮮焼きにしよう。
朝ごはんを終え、最後のひと漕ぎです。
昨年は、落ちる船は乗らないと宣言いていた次男
1年が経ち、少しずつ成長しています。
SUPに乗り
小鹿のようにプルプルと震えながら
初立ち!
初めて、SUPの上で立ち上がることが出来ました。
こうやって、どんどん、どんどん大きくなって行くのかな。
まだ一人で小学校に行くことができず、いつも長男と一緒に登校している次男ですが、いつの日か一人で行けるようになってくれるのかな。
と成長を感じたキャンプでした。
おしまい