新潟県の中でも群馬県寄りに位置し、少し手前にはスノーボードやスキーなどのウィンタースポーツで有名な湯沢町があります。

我が家も幾度となくウィンターシーズンにスノーボードをするために訪れたことがありますが、グリーンシーズンの新潟県は初めてです。

どんな旅行になるのか、すごく楽しみでした。

出発

住んでる地域から新潟はかなりの距離がある・・・と思ってました。

スノーボードをするために湯沢町に行くときは、深夜に出発して休憩を挟みながら、朝６時頃に到着するように出掛けていたので、移動の体感時間としては、約３～４時間くらいの長丁場と思い込んでいました。

今まで遠距離と思って敬遠してた新潟県ですが、実は意外と近くて約２時間３０分で付いてしまうことが今回判明（笑）

長野県の青木湖や福島県の猪苗代湖、栃木県の那須塩原に行くよりも全然近い



実は近いのに遠いと思い込んでいたこともあり、高速代や移動時間を考えて、当日は午前３時３０分に自宅を出発、３時５５分に高速道路に乗り、目的地を目指しました。

２０２１年の夏は、休日割引は適用されませんでしたが、０時から４時までの間に高速道路に乗っていれば、深夜料金が適用されて高速代が３割引になる深夜割は顕在です。

（今後、走った分だけの割引になるって噂もありますが・・）

これを活用すれば、遠出のキャンプもかなり節約できますよ。

途中、大雨が降ったり、霧が出たり





運転するのも大変な天気でしたが、途中、休憩をしながら３時間ほどで「道の駅南魚沼」に到着





時刻は午前６時３０分、ホント意外と近かった。

今後は新潟もキャンプ地の候補に入れよう～



大雨や霧が出ていた天気は





関越トンネルを抜けたあたりから、雨も止んで少し回復

（雲は多めです）

朝ごはんを食べようと思って、近くのファミレスとか探しますが、コンビニエンスストア以外のお店が開いておらず、道の駅も自販機とトイレ以外のお店は閉まってる状態（汗）

３０分くらい、トイレ休憩したり、車の中で休んだりしてましたが、暇すぎて午前７時に南魚沼の観光名所「三国街道塩沢宿牧之通り」近くの無料駐車場に移動しました。

観光名所ならモーニングとか朝ごはん食べれるお店があるはず・・・・・・・・と思いきや、この当たりのお店も早くても午前９時まではオープンしないらしい（激汗）

リサーチ不足だった。

仕方なく車の中で寝たりして時間を潰しますが、目を覚ました怪獣、もとい子どもたちが暇に耐えきれず、８時過ぎに無料駐車場の目の前にある公園へ





大型遊具が鎮座し、凄く楽しそうな公園に子どもたちのテンションはアゲアゲ ↑↑↑

天気もだいぶ回復し、気持ちの良い朝です。


公園ではこんな生き物も発見





アマガエル


久しぶりに見た気がします。

最近見たカエルといえば、山梨県のPICA富士西湖に泊まったときにサンダルの中に入っていたでっかいウシガエルくらいだったので、小さなアマガエルがめっちゃ可愛く見えました。

朝ごはん

時刻は８時３０分、そろそろお腹も空いてきて、朝ごはんが食べたい

ですが、この辺のお店は早くても朝９時からしかオープンしません。

ファミレスでもあればいいんですが・・・・Ｇｏｏｇｌｅで検索しても一軒もない状況（汗）

諦めて、コンビニでもいいかとも思いましたが、近くにテレビで取り上げられたおにぎり屋さんがあるらしいとの情報が入ってきました。

魚沼といえば米、米といえばおにぎり、テレビで取り上げられた大人気のおにぎり屋さん、食べる以外の選択肢が見つからない（笑）

オープンは朝９時なので、間に合うように移動開始





着いた頃は誰も並んでませんでしたが、オープン前になるとおにぎりを求めて人が並びはじめました。

平日の朝９時、夏休みとはいえ、オープン前に３組も並んでました。

噂通りの人気店です！

そしてここにもアマガエル





水が奇麗なせいか、南魚沼にはアマガエルがたくさんいました。

実はおにぎり屋さんの列に２番目で並んでｍｉｎｉ家

先頭のお客さんが買い物を終え、次は我が家の番になりました。

購入システムはカウンターにいる店員さんに「鮭を２つ」とか「明太子３つ」とか伝えて買う対面販売システム

迷うと時間がかかってしまい、後ろの人から無言の圧を感じそうなので、ホームページのメニューであらかじめ買う物を決めてたほうが良さそうです。


我が家は鮭、明太子、昆布、肉みそ、をそれぞれ３個とおにぎり弁当を購入





空腹も限界なので、すぐに車の中でいただきました。

おにぎりのお味は、ふんわりと握られていて固くなく、口の中でほろっとほどけて優しい味わい、まさに絶品の一言に尽きます。

空腹のスパイスも合わさって、小学校２年の長男がペロッと３個も食べてしまいました。

観光

満腹になった後は、また三国街道塩沢宿牧之通りの無料駐車場に戻ります。

そろそろお店も開いてるはずなので、ぶらりと観光目的で歩きます。

『江戸時代に栄えた三国街道の宿場町の一つ「塩沢宿」を復興させようと平成１１年から整備された事業で、電線の地中化や町並みの整備により当時の面影を感じることのできる観光名所』



一年を通して多種多様なお祭りやイベントが開催されてるそうですよ。

恥ずかしながら、今回、新潟観光をするまで知りませんでした（汗）





この通りがメインストリート、情緒ある街道です。

何気ない写真でも映える（笑）



（休憩する長男）




(銀行を見上げる次男）

昔の町並みはこんな感じだったのかな。

端から端まで約３５０メートルと短いので、あっという間に終わってしまいますが、子供でも歩ける距離で小さな子連れにはいいかもです。

ただこの日は暑すぎた（笑）

歩くだけで汗がビッショビショ、美味しいアイスが食べたくなる。

しかし、飲食系の店はほとんど開いてませんでした（汗）

目当てのアイス屋さんも、Ｇｏｏｇｌｅ情報では午前１０時３０分オープンとあったのに、公式ＨＰのお知らせで１２時オープンに時間変わってて食べられませんでした。

なんで？コロナだったからかな、それとも平日だったからかな。

今回は残念でしたが、土日は違うのかもしれません。


暑すぎて自販機でジュースを購入し、公園の日陰で休憩です。

子どもたちは暑い中でも遊んでて、疲れ知らずでした。

若いってスゴいなぁ～

次男なんて歩いてるときは、「暑い暑い、もう歩けない」って言ってたのにな〜

遊びは別腹か（笑）

ランチ

ランチはネットで事前に調査していたご飯屋さんへ

なんでも南魚沼市は町を上げて、本気丼という食のイベントを毎年やってるみたいなんです。

そのコンセプトは

「日本一の米で皆さんの本気の大盛丼、作っていただけませんか」

だそうです。


今はそのイベントはやってませんが、お店によってはイベント期間外も本気丼が食べられるみたい。

そこでネットで調べた結果、今回は三国街道塩沢宿牧之通りから一本裏道に入ったところにある「喰処はなや」の本気の丼をいただくことにしました。





さっそく本気の海鮮丼を注文


出てきた丼は





刺し身が丼から溢れ出るくらいたっぷりに盛られて美味そうです。

刺身の下には白米がたっぷり、これが「はなや」の本気丼です。　　

お味も見た目に比例して美味でした！


海鮮丼の他にもメニューがたくさんあって、ママはその中からマルゲリータピザをチョイス





一切れ分けてもらいましたが、正直言うと、このピザが本格的すぎて激ウマでした。

個人的には海鮮丼よりも満足感が高かった一品

子供たちは朝ごはんが遅かったせいでまだ満腹

ごはんはいらないとソフトクリームを食べてました。













こちらの「はなや」さん、ＨＰではランチの人気ナンバー１は竜田揚げ定食なんだそうです。

海鮮丼あり、ピザやソフトクリームもあり、他にもたくさんのメニューがあって、子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで食べたいものが違ってもみんな満足できるお店だと思います。

設営

さて、お昼ご飯も食べたので、本来の目的地のキャンプ場へと出発です。

六日町からキャンプ場までは１２ｋｍ、車で約２０分の道のり

近くの六日町ＩＣから降りても同じくらいの距離なので、キャンプ場のアクセスは非常にイイです。

ほぼ整備された道なので、難所という難所もなく、無事に午後１時にはキャンプ場に到着





今回、お邪魔するのは川遊びと遊具のあるキャンプ場「五十沢キャンプ場」です。

受付は入り口横の建物で、代表者１名で行います。

料金も前払い、クレジットカードが使えました。

ではサイトへ行きましょう。

今回は予約の時に遊具から近いサイトでお願いしていたので、遊具の目の前の３５番サイトになりました。

天気予報で夕方まで雨が降らないことを確認して設営開始です。

今回は、雨キャンプなので２ルームのＣｏｌｅｍａｎウェザーマスターコーチを設営します。

使い始めて５年目のテントですから、サクッと設営しちゃいます。

荷物も厳選に厳選を重ねて、不必要と思われるものは全部置いてきたので設営時間はいつも以上に短縮出来ました。

ただ蒸し暑くて汗ダラダラ、水分補給がしたくなる。

テントも立て終わったし、雨も降らないので、ルーフフライは後にして、休憩タイム

これがいけなかった（汗）

休憩してると、大粒の雨が降り出して、あっという間に豪雨に

この雨のせいでテントの中に川が・・・(汗)





もう大惨事（汗）

テントの中を流れる川の流れを変えるべく、外に出てダムを建設しました。



（撤収時にはちゃんと埋めました）


これでなんとか川問題は解消することができました。


しかし、一難去ってもう一難・・・ルーフフライをつけていなかったせいで天窓のメッシュから水が中に入ってくる・・・

（ここの天窓がメッシュで、ルーフフライ付けてると透明窓で雨は入ってきませんが、ないとバシャバシャ入ってくる。）

慌てて外に出て、ママに手伝ってもらってルーフフライを装着しました。

天窓下に置いていた靴とか濡れちゃったけど、被害は最小限に喰い止められ、これで一安心





やっと落ち着いた(汗)

予報では夕方頃から雨が降る予定だったのにちょっと早すぎた。



遊具近くのサイトなので、サイトから遊具まではこの距離





設営中、子どもたちも遊具で遊んでて、このまま夕方まで遊べるかなと思ってたのになぁ～

晴れてさえいれば最高だったのに、雨が悔やまれます。

温泉からの晩御飯

設営のときに雨に降られて、主に私が濡れてしまったので、今回は早めにお風呂に行くことにしました。

今まで利用させてもらったキャンプ場では温泉の割引券があるところが多かったので、管理人さんに確認してみましたが、五十沢キャンプ場ではそういう割引券はないそうです。

ということで、ネットで近くの温泉を検索し、六日町に少し戻ったところにある





ホテル坂戸城さんにお邪魔しました。

今回はお盆終わりの平日で日帰り温泉も受け入れていましたが、繁忙期は中止してることもあるので要確認です。


ここのお風呂、一言でいうと「最高」でした。



（公式ホームページより借用）





（公式ホームページより借用）




（公式ホームページより借用）


ホームページによれば時間帯によって女性用と男性用が入れ替わるみたいです。

私が入浴したのは上二つの大浴場と畳敷きの外湯でした。

冷え当た体も温まって、本当に気持ちよかったです。


さっぱりして温泉を出る頃には、雨も上がりいい天気





さぁ、戻って晩御飯だ！


直前の予報で肌寒い気温だったので、メニューを餃子スープと肉団子にしてみました。













雨で洗い場に行くのが大変かなと今回は使い捨てのお椀を準備

これ手抜きに見えますが、そのとおり「最高の手抜き」です（笑）

洗い物がなくなるだけでこんない楽だとは思いませんでした。

雨キャンプとかカヤックキャンプ、子沢山の父子キャンプでは絶対やろう。



では、乾杯

お互い忙しく、最近は家で夫婦で呑むことも少なくなりましたが、キャンプでは呑みますよ！





かんぱ〜い


冷凍餃子と冷凍肉団子のほぼ温めるメニューでしたが、スープをいつもと違ってラーメン用のスープにしたからか美味しくて、子どもたちもパクパク食べてくれました。

夏の風物詩

ポポッい、使ったお椀をゴミ袋に入れ、片づけた後は、子どもたちが楽しみにしていた「花火」の時間です。

天気を心配していましたが、温泉から帰ってきた後は雨も降らず、空には多めの雲と輝く月が闇夜を照らしていました。






子どもたちは「早くやりたい」の大合唱です。

着火用の焚き火台に火を入れて、花火大会の準備





轟々と燃える焚き火と呼応するように上がっていく子どもたちのテンション

１００本入の花火を買ってきたけど足りるかな（汗）

そんな不安の中、花火大会スタートです。





長男が花火に火を付けると、長男に続き、次男も自分で花火を選んで着火









やっぱり、キレイだな〜

子どもたちのための花火ですが、数本、夫婦でもやっちゃいました。

３０分ほどで大量にあった花火を消費し、残すはラストの線香花火









個人的には線香花火が一番好きですね。

あの落ちるか落ちないかのドキドキ感は他の花火にはない面白ポイントです。

花火を終えたら、次はマシュマロ

　



久しぶりの焚き火を楽しみます。

我が家の子供達は焚火でマシュマロを焼くのが大好き

長女と長男でとろとろになったマシュマロをパクパク食べていきます

ちょうどマシュマロを全部焼いて、薪を燃やし尽くしたところで雨が降ってきたので、外に出したものを全部片付けて、この日はお開きとなりました。





つづく